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五十嵐萌生の受賞インタビュー
中居社長さんに全国納豆鑑評会の受賞のいきさつなどをお伺いしました。
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萌生:この度は、納親会長賞の受賞おめでとうございます。羊蹄食品さんでは、どのようなこだわりを持って納豆作りをされているのですか?
中居さん:ありがとうございます。私どもは虻田産鶴の子大豆と道内産大豆の独特の風味とうまさを大切にした「本格炭火造り」の納豆造りをしております。製造に携わり始めた当初は、鶴の子大豆は、たった一軒しか栽培をしておらず3年も説得し続けていただけるようになった大豆です。
萌生:「本格炭火造り」とはどのような製法なんですか?
中居さん:北海道産の豆だけを使って、天然の炭火でゆっくりと醗酵させています。本格的な手造り納豆なんですよ。
萌生:大豆に強いこだわりを持っていらっしゃるんですね。やっぱりおいしい納豆作りにはいい原料を使うことが大切なんですね。
中居さん:そうですね。大豆本来の旨さを凝縮したようなこの大豆のおいしさを是非皆さんに知っていただきたい気持ちでいっぱいです。
萌生:その他に羊蹄食品さんならではのこだわりはありますか?
中居さん:そうですね、うちでは昔風の納豆作りにこだわりを持っています。豆に歯ごたえがあり、噛み締めるごとにうまみがにじみ出てふんわりとした甘さがあるような昔風の味を目指しています。大豆本来のおいしさを追求していくと昔風の味にたどり着くのです。そしてこの味を守り続けているのは他でもない私の母親なのです。母親がOKを出した納豆は間違いないんですよ。
萌生:昔ならではの味を受け継がれているなんて何だか素敵ですね。
中居さん:それからうちでは、作った納豆がお客様の元に届くまで味が変わらぬよう納豆の包装には経木を使っているんです。経木には殺菌効果や鮮度を保つ特性もあるんです。 それも一つのこだわりといえますね。
萌生:なるほど。昔ながらの納豆本来のおいしさを保つためには、大切なこだわりですね。
中居さん:はい。お客様にはうちで作った納豆を最高の状態で召し上がっていただきたいと思っています。
萌生:ところで、中居さんにはとても熱中している趣味があると伺ったのですが。
中居さん:はい、私の趣味はなんと言っても釣りです。その中でも特に海釣りなんですよ。
萌生:北海道の海は雄大ですもんね。どんな魚が釣れるんですか?
中居さん:いろんな魚がいるんですよ。カレイやアイナメのことをいうアブラコ、ほっけなど様々な魚を釣ることが出来ます。竿にビンビンと伝わってくるあの感触は、もぉ最高です。特にいかつりではその場で造る沖漬けがなんともいえません!!また回遊している銀色でピカピカに輝く鮭をルアーで釣るのも胸の高まりが最高ですね。
萌生:わたしは釣りをしたことがないですが、お話を伺っていると本当に楽しそうですね。いい趣味を持っていると納豆作りにも励みになりますよね。北海道ならではの楽しみだと思います。
中居さん:そうですね。納豆の材料から製法まで、うちはとことん北海道にこだわって作っています。水と空気と太陽、そして肥沃な大地に恵まれる北海道において昔ながらの味と製法を頑なに守りながら美味しい納豆を全て手作りで作っているんです。これからも北海道発祥の技術で生まれた伝統の納豆を精一杯守っていきたいですね。
萌生:これからもたくさんの方々に支持されるような納豆作りを期待しています。
中居さん:そうですね。今まで納豆が苦手だという方々にも是非うちの納豆を味わってもらいたいと思っています。納豆は栄養豊富なうえに生菌効果の高い発酵食品ですからビタミン剤や風邪薬などが手軽に購入できなかった昔は、貴重な薬餌ともなっていたんです。その位体にもいいものですからね。
萌生:そうですね。特に羊蹄食品さんの納豆は、様々な工夫や独自の製法を貫き通されていて手間がかかっていますよね。
中居さん:そうですね。その分じっくり味わっていただきたいですね。
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↑工場。
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