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マルキン食品株式会社
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椎名彩乃の受賞インタビュー   http://fairy.to/ayano/

羽隅工場長さんに全国納豆鑑評会の受賞のいきさつなどをお伺いしました。
彩乃:大正4年に創業された伝統あるマルキン食品さんですが、その中での羽隅工場長さんの立場というのはどのようなものになるのですか?

蒸煮室 羽隅工場長さん:宇土工場工場長です。創業80有余年という伝統ある会社ですからその誇りを常に持ち続ける事をモットーとして、よりおいしいものを作る努力をしております。

彩乃:その並々ならぬ努力の結果として平成十年度と十一年度の二年連続、全国納豆鑑評会優秀賞受賞という華々しい経緯をお持ちですが、その受賞に結びついた納豆へのこだわりを教えていただけますか?

羽隅工場長さん: 私たちが目指す良い納豆とは、「白くて、ソフトで、臭い控えめ、糸引きが強い」ことです。菌苔がきれいについている納豆は良い納豆であり、 逆に菌が溶けてきていて、茶色くなっている納豆は、悪い納豆です。平成10年度に「元気納豆 カップしそのりたれ付」は最優秀賞を頂いた時は、それはびっくりしました。でもその時の商品の状態を見ると私たちが目指している「良い納豆」そのものだったので、私たちの努力と自信が賞へ結びついたものだと思っております。

彩乃:それでも二年連続受賞ということはすごいことですよね。これだけたくさんある納豆の中で一番とされるのですから!!

低温保管室 羽隅工場長さん:それには皆さんよりも私たちマルキン食品の社員たちの驚きの方が大きかったのではないでしょうか。二年連続受賞できるとは思ってもみなかったので本当にびっくりしました。

彩乃:食品へのこだわりがすばらしいですね。ある資料で熊本県は納豆の消費量が西日本の中で上位を占めているということを以前みたことがあるのですが、何か理由があるのでしょうか?

羽隅工場長さん:昔、熊本にいた名将加藤清正が出陣の折り保存食としてワラに煮豆を包んで馬の背に載せていたところ、馬の体温で発酵して糸を引く納豆になっていた。この摩訶不思議な豆を清正を初めとした他の侍たちが食した時においしいとして広まったのが熊本の納豆伝説です。特に味だけではなくスタミナもつくという事でより広まったという風に聞いています。この納豆好きが多いことを示すものとして納豆資料館というものもあるのですよ。

彩乃:納豆博物館ですか!!すごいですね。一体どのようなものが展示されているのですか?

羽隅工場長さん:納豆にまつわるいろんなものが展示がしてありますよ。納豆屋さんのオブジェや、納豆に関するクイズ、納豆料理の展示などですかね。昔の商品フィルムもあり、工場見学で見に来られる方も多くいらっしゃいます。

彩乃:納豆屋さんのオブジェにも興味を引かれるけど、昔の商品のフィルムも是非見てみたいです。私の生まれる前のものなんて今とは全然違いそうです。

包装場 羽隅工場長さん:是非是非見ていってください。歴史を感じさせてくれるものがたくさんあるので、見るだけでも楽しいと思いますよ!。フィルムといえば我が社のフィルムに登場している元気マンをご存じですか?なかなか愛らしい我が社のマスコットなんですが。

彩乃:マルキン食品さんのホームページで何度か拝見したことがあります。すごくかわいいですよね!!

羽隅工場長さん:かわいいといっていただけて光栄です。。元気マンは元気なスマイルがトレードマークなんです。「元気ふらっしゅ」が得意技で、元気がない人に元気をあげたり、悪者を退治します。それからファンレターを募集しています(笑)。

彩乃:「元気ふらっしゅ」を浴びてみたいです!!あっでもこれ以上元気になってしまったらうるさいって怒られしまうかな?
羽隅工場長さんは会社が元気である源は何だとお考えですか?


羽隅工場長さん:会社のみんなでソフトボール、スキー、水上スキー、書道など仕事を忘れて楽しむ事だと思います。ストレスや疲れはため込んではいけませんからね。そしておいしい納豆をたくさん食べることカナ。

彩乃:う〜ん!!とってもすてきな会社ですね!!

2ショット
↑羽隅工場長さんと彩乃


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