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門傳さんに全国納豆鑑評会の受賞のいきさつなどをお伺いしました。
インタビュアー:椎名彩乃 http://fairy.to/ayano/ |
1.国産大豆にこだわるわけ
彩乃:今回は今まで使われてきた地元、宮城県産大豆ではなく北海道産のスズ丸大豆を使用しての受賞でしたね。あえてスズ丸大豆を使用した理由などはあったのですか? 門傳さん→
門傳さん:そうですね、特に特別な理由もないのですが、スズ丸大豆は小粒納豆にはとても適した大豆だということを再認識しまして、今回はスズ丸を使って出品しました。
彩乃:どんなところが良かったのですか? ←彩乃 門傳さん:クセがなく食べやすい、また比較的多く栽培されているので入手しやすく、いつでも安定してお客様にお届けできるという点ですかね。何よりも旨みがあるということに尽きるんですけどね。 彩乃:輸入大豆が多く出回っていますが、そんな中で、国産大豆にこだわり続ける理由はあるのですか?
門傳さん:国産大豆は輸入大豆と比べるとやっぱり美味しいんですよ。日本の味がするとでも言うのでしょうか。今は極端に輸入大豆に頼りすぎています。アメリカでは遺伝子組み換え大豆が増えてきているという現状もありますし、本当に安心して美味しく食べられるのはやっぱり国産大豆なんです。工場→
彩乃:そうなんですか!!私はてっきり最近は遺伝子組み換え大豆は減少してきているのかと思っていました。 門傳さん:そんなことはないんですよ。高い安いなどで大豆を選んでいたらそのうち、自分で自分の首をしめることになってしまいます。日本の大豆生産量は確かに少ないです。でも無いなら無いなりに努力と工夫をしていかなくてはいけないと思うんです。ですから、もっと日本の大豆の良さを知っていただきたいという願いも込めて、国産大豆にこだわった納豆作りを続けてきています。 彩乃:日本産の大豆の美味しさですか。確かに鑑評会では全てではありませんが、国産大豆を使用したものが多く受賞されていますよね。 門傳さん:鑑評会に出すときだけ国産大豆を使用しているようじゃだめなんです。国産大豆の美味しさはだれもが認めています。ですからこの美味しさを常に維持していきたいですよね。
2.宮城県で3社入賞。彩乃:今回(平成14年度)の鑑評会はすごかったですね!!受賞9社中3社も宮城県の納豆屋さんが占めていましたね!!これには何か勝因があったのですか? ←盛り込み風景 門傳さん:勉強会のおかげでしょう。宮城県の納豆屋が集まってミニ鑑評会をしたり、長谷川先生をお呼びして教えていただいたりなどをしてきました。 彩乃:でも今まで培ってきた製造方法などもありますよね。 門傳さん:納豆屋というのは、いつのまにか自己流というものになってくるんですね。それが美味しさの秘密にもなるのですが。でもその固定観念を勉強会やミニ鑑評会をすることによって、改めて改良する点を発見することが出来たんです。普段自分の納豆について同業者に点数をつけられることなんてないですから。 彩乃:その勉強会では科学的なことまで勉強するのですか?
門傳さん:もちろん、長谷川先生がいらしたときは勉強しました。でも甘さや硬さを科学的に勉強するだけではやっぱり何か足りないんですね。そこに足すのが経験であり、経験の積み重ねが美味しさにつながってゆくのだと思います。包装現場→
彩乃:それでは最後に、本当に美味しい納豆とはどのような納豆でしょうか? 門傳さん:大豆が持っているもともとの旨さを引き出し、くみ取ってあげた納豆ですね。でもそれが一番難しいことでもあるんですけどね。 |
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